【2026年8月】石川県のクマ出没情報|目撃地域・人身被害・最新マップと対策

石川県 2026年8月クマ出没情報
石川県では2026年、加賀地方を中心にツキノワグマの目撃や痕跡が相次いでいます。
「石川県ではどこにクマが出没している?」「金沢市や住宅地にもクマは出る?」「今日の最新情報はどこで確認できる?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
石川県によると、2026年7月29日時点の県内のクマ出没情報は合計185件です。内訳はクマ本体の目撃172件、足跡や糞などの痕跡13件で、白山市、能美市、加賀市、小松市などで多く報告されています。
また、6月17日には小松市で散歩中の男性が襲われ、2026年における県内初の人身被害が発生しました。
本記事では、石川県が公表している一次情報をもとに、2026年のクマ出没状況、目撃が多い地域、人身被害、最新情報を確認する方法、クマを寄せ付けない対策、遭遇した場合の行動について詳しく解説します。
※本記事は2026年8月4日時点の公表情報をもとに作成しています。クマの位置は随時変わるため、外出前には石川県や各市町の最新情報をご確認ください。
2026年の石川県ではクマの出没情報が185件
石川県が公表した「令和8年ツキノワグマ目撃痕跡情報」によると、2026年7月29日時点で県内の出没情報は185件に達しています。

ここでいう185件は、確認されたクマの頭数ではありません。同じ個体が別の日時・場所で複数回目撃された可能性があり、目撃情報に加えて足跡や糞などの痕跡情報も含まれています。
月別の目撃件数を見ると、5月64件、6月69件、7月28件でした。特に5月から6月にかけて出没情報が集中しています。
石川県は「ツキノワグマ出没注意情報」を発令し、不意の遭遇による被害を防ぐため、県民や観光客に対策の徹底を呼びかけています。
石川県でクマの出没が多い市町村
2026年7月29日時点の市町別件数は、次のとおりです。件数にはクマ本体の目撃と、足跡や糞などの痕跡情報の両方を含みます。

県内で最も多いのは白山市の44件で、能美市33件、加賀市32件、小松市21件と続きます。
白山山系や里山に近い加賀地方で報告が多い一方、金沢市、羽咋市、七尾市などでもクマの出没が確認されています。
集計上0件となっている地域でも、今後クマが出没しないとは限りません。クマは広い範囲を移動するため、周辺市町で目撃情報があった場合には注意が必要です。
石川県でクマが目撃された主な地域

石川県の詳細な出没記録では、山中だけでなく、住宅地、道路、学校付近、公園、農地、用水など、人の生活圏に近い場所でもクマが目撃されています。
白山市|県内最多の44件
白山市では、河内町、吉野、上吉野、下吉野、釜清水町、白峰、女原、平加町などでクマが目撃されています。
7月15日には、平加町の交差点付近にある用水内でクマ1頭が目撃されました。7月29日にも同町内でクマが確認されています。
山間部だけでなく、河川や用水によって山林とつながっている場所にも注意が必要です。
能美市|住宅地や学校付近でも目撃
能美市では、和気町、和光台、緑が丘、松が岡、湯谷町、上開発町、徳山町などで、クマが繰り返し目撃されています。
5月20日には、緑が丘で成獣のクマが竹やぶへ向かう様子が確認されました。
6月18日には、辰口中央小学校付近や粟生小学校付近で子グマが目撃されています。
子グマの近くには母グマがいる可能性があります。子グマを見つけても、撮影などのために近づいてはいけません。
加賀市|道路・温泉地・学校周辺でも確認
加賀市では、熊坂町、南郷町、大聖寺、山中温泉、高尾町、奥谷町などでクマの出没が報告されています。
5月22日には山代温泉の駐車場付近、6月24日には大聖寺の錦城東小学校グラウンドでクマが目撃されました。
観光地や市街地に近い場所でも、クマが出没する可能性があります。観光や外出の前には、周辺の出没情報を確認することが重要です。
小松市|2026年に人身被害が発生
小松市では、木場町、上八里町、里川町、今江町、岩渕町、中ノ峠町などでクマが目撃されています。
6月17日には、岩渕町でクマによる人身被害が発生しました。
山林だけでなく、散歩や農作業で利用する生活道路、農道、田畑の周辺でも警戒が必要です。
金沢市|宮野町・田上町・角間町などで目撃
金沢市では、宮野町、下涌波町、薬師町、別所町、北陽台、田上町、角間町などで目撃情報がありました。
6月には夕日寺健民自然園周辺でクマが出没し、同園が一時臨時閉園となっています。
金沢市中心部から離れた山側だけでなく、里山、公園、大学周辺などでも最新情報を確認しましょう。
能登地域|羽咋市・宝達志水町・七尾市などで目撃
羽咋市、宝達志水町、七尾市、中能登町でも、クマの出没が確認されています。
7月25日には、羽咋市福水町と柳田町で成獣のクマが目撃されました。柳田町では、仮設住宅付近でクマが確認されています。
また、7月8日には七尾市大泊町の能越自動車道大泊インター入口付近で、車と並走した子グマが藪へ入っていく様子が報告されています。
2026年に石川県で発生したクマによる人身被害

石川県によると、2026年は6月17日時点でツキノワグマによる人身被害が1件発生し、1人が負傷しています。
小松市岩渕町で散歩中の男性が負傷
2026年6月17日午前5時58分ごろ、小松市岩渕町の農道で、散歩中の80歳代男性が1頭のクマに襲われて負傷しました。
クマはその後、山の方向へ移動したとされています。
この被害は、早朝の散歩中に発生しました。
石川県は、クマの出没が確認されている地域では、早朝、夕方、夜間の散歩や農作業を控えるよう呼びかけています。
石川県でクマが人里に出没する主な原因

クマが住宅地や農地へ現れる背景には、複数の要因があります。
特定の原因だけで全ての出没を説明することはできませんが、石川県のクマ出没分析マップでは、主な要因として、森林からの出没、河川を経由した出没、誘引物、親離れした若グマ、秋のエサ不足が示されています。
森林と集落の距離が近い
石川県には白山山系をはじめ、森林や里山と集落が近接する地域が多くあります。
山際の道路、農地、集落では、人とクマの行動範囲が重なりやすく、不意の遭遇が起こる可能性があります。
河川や用水がクマの移動経路になる
クマは河川敷や用水沿いの藪を通り、人目を避けながら生活圏へ移動することがあります。
2026年には白山市平加町の用水内で目撃されたほか、中能登町二宮では、道路を横断して川へ入るクマが確認されています。
山から離れて見える地域でも、河川や緑地を通じて山林とつながっている場合は注意が必要です。
柿・生ごみ・野菜くずなどに引き寄せられる
石川県は、生ごみ、庭の柿や栗、屋外や納屋に置かれた食料、野菜くずなどが、クマを誘引すると注意を呼びかけています。
クマが「集落へ行けば簡単に食べ物を得られる」と学習すると、同じ場所へ繰り返し現れ、地域に執着するおそれがあります。
藪や草むらが隠れ場所になる
住宅や通路の周辺にある藪、竹林、草むらは、クマの隠れ場所や移動経路になります。
見通しの悪い場所では、人もクマも互いの存在に気づくのが遅れ、出会い頭の事故につながる可能性があります。
春から夏は親離れした若いクマが移動する
春から夏にかけては、親離れした若いクマが新しい行動範囲を探して移動します。
2026年の石川県内でも、住宅地、学校付近、道路などで子グマの目撃が複数報告されています。
子グマが単独でいるように見えても、近くに母グマがいる可能性があるため、絶対に近づかないでください。
石川県の今日のクマ出没情報を確認する方法
石川県内の最新のクマ出没情報は、県や各市町が公開している地図や一覧から確認できます。
クマは目撃地点から移動している可能性があるため、外出する直前にも最新情報を確認することが大切です。
石川県「令和8年度出没情報地図」
石川県は、2026年のクマ出没地点を確認できる「令和8年度出没情報地図」を公開しています。
県公式サイトの「ツキノワグマによる人身被害防止のために」からアクセスできます。
地図では県内の出没位置を確認できますが、クマは目撃された後も移動します。表示地点だけでなく、その周辺一帯を警戒してください。
石川県の「ツキノワグマ目撃痕跡情報」
石川県の公式サイトでは、市町別・月別の件数と、出没日時、場所、状況をまとめた詳細一覧が公開されています。
最新の集計日を確認し、外出先や自宅周辺の情報を調べましょう。
各市町の公式サイト・防災情報
金沢市、白山市、小松市、能美市、加賀市なども、クマの出没情報や注意喚起を公式サイト、防災メール、LINEなどで発信する場合があります。
県の情報には、通報から掲載・集計まで時間がかかる可能性があります。県と各市町の情報を併用するのがおすすめです。
石川県でクマとの遭遇を防ぐための対策
クマによる被害を防ぐためには、遭遇してからの対処だけでなく、クマと遭遇しないための準備が重要です。
外出前に最新の出没情報を確認する
自宅周辺、通勤・通学路、散歩コース、登山道、キャンプ場などの最新情報を確認してください。
直近でクマの出没が続いている場所には、できる限り近づかないことが基本です。
早朝・夕方・夜間の行動を控える
石川県は、クマの出没地域では、早朝、夕方、夜間の散歩や農作業を控えるよう呼びかけています。
やむを得ず外出する場合は、単独行動を避け、周囲の状況を確認しましょう。
熊鈴やラジオなどで人の存在を知らせる
山林、里山、農地、河川敷などでは、熊鈴、ラジオ、声かけなどによって、人がいることをクマに知らせます。
ただし、音を出せば必ず安全になるわけではありません。
沢沿いや強風時は音が届きにくい場合があるため、出没情報の確認や複数人での行動と組み合わせることが大切です。
クマ撃退スプレーをすぐ使える位置に携行する
登山、山菜採り、渓流釣り、林業、農作業などでクマの生息域へ入る場合は、クマ撃退スプレーの携行を検討してください。
バッグの奥ではなく、緊急時にすぐ取り出せる位置に装着します。
使用前に、噴射距離、使用期限、風向き、操作方法を確認しておくことも重要です。
子グマを見つけても近づかない
子グマの近くには母グマがいる可能性があります。
写真や動画を撮影するために近づいたり、クマの進行方向をふさいだりせず、落ち着いてその場を離れてください。
クマを住宅地や集落へ寄せ付けないための対策
クマによる被害を減らすためには、地域へクマを引き寄せる原因を取り除く必要があります。
個人宅だけでなく、町内会や地域全体で取り組むことが重要です。
生ごみや食料を屋外に置かない
生ごみ、ペットフード、飼料、野菜くず、キャンプで使用した食料やごみなどを、屋外に放置しないでください。
納屋などに保管する場合も、クマが侵入できないよう厳重に管理します。
柿や栗などの果実を早めに収穫する
庭や空き家にある柿、栗などは、クマを引き寄せる原因になります。
食べる予定のない果実も早めに収穫し、管理できない放任果樹は伐採を検討しましょう。
藪や草むらを刈り払う
住宅、通学路、農地、河川敷の周辺にある藪や草むらを刈り、見通しを確保します。
森林から集落へ続く隠れ場所を減らすことで、クマが人の生活圏へ近づきにくくなり、不意の遭遇も防ぎやすくなります。
草刈りを行う際は、事前に最新の出没情報を確認し、できるだけ複数人で作業してください。
石川県でクマに遭遇した場合の対処法

実際にクマと遭遇した場合は、慌てず、クマを刺激しないことが重要です。
クマとの距離や周囲の状況によって適切な対応は異なりますが、まずは落ち着いて行動してください。
走って逃げない
クマを見つけても、背中を向けて走ってはいけません。
石川県は、クマには逃げるものを追いかける習性があるとして、慌てず静かに立ち去るよう案内しています。
クマを刺激せず、ゆっくり距離を取る
大声を出したり、石や物を投げたり、写真を撮るために近づいたりしてはいけません。
クマの動きを確認しながら、落ち着いてゆっくり後退します。クマの進路をふさがず、クマが逃げられる方向を残してください。
近づいてきたら持ち物で気をそらす
石川県は、クマが近づいてきた場合、大声を出さず、リュックサックなどの持ち物を一つずつ置き、クマの気をそらしながら、ゆっくり立ち去るよう案内しています。
クマがその場から離れても、置いた荷物を回収するために戻ってはいけません。
襲われたら頭・顔・首・腹部を守る
クマに襲われた場合は、うつ伏せになって顔と腹部を守り、首の後ろに手を回して保護します。
リュックがあれば頭や首を覆い、致命傷を避ける姿勢を取ってください。
安全を確保して警察や市町へ通報する
住宅地や道路でクマを目撃した場合は、近くの建物や車内など、安全な場所へ避難してください。
緊急性が高い場合は110番へ通報し、けが人がいる場合は119番にも連絡します。
通報時は、次の情報を伝えましょう。
- 目撃した時刻
- 目撃した場所
- クマの頭数と大きさ
- クマが移動した方向
- 負傷者の有無
足跡、糞、爪痕、食害などを発見した場合は、所在地を管轄する市町にも情報を提供してください。
まとめ
2026年の石川県では、7月29日時点でクマの目撃172件、痕跡13件、合計185件の出没情報が確認されています。
特に白山市44件、能美市33件、加賀市32件、小松市21件と、加賀地方で多く報告されています。
一方、金沢市や能登地域でも出没しており、住宅地、学校付近、道路、用水、仮設住宅付近など、人の生活圏に近い場所での目撃もあります。
6月17日には小松市岩渕町で、早朝に散歩をしていた男性が襲われる人身被害が発生しました。
外出前に最新の出没情報を確認し、目撃が続く地域では、早朝・夕方・夜間の単独行動を避けることが重要です。
地域では、生ごみや放任果樹などの誘引物を除去し、藪や草むらを刈り払うことで、クマを生活圏へ近づけにくい環境をつくる必要があります。
クマ対策センターでは、クマによる人身被害を減らすために、「遭遇してから対処する」だけでなく、「クマと遭遇しないための備え」を社会全体へ広げることが重要だと考えています。
行政、地域住民、事業者、観光施設が出没情報を共有し、地域の状況に応じた複数の対策を組み合わせていくことが求められます。
石川県のクマ出没に関するよくある質問
石川県で今日のクマ出没情報を確認するには?
石川県公式サイトの「令和8年度出没情報地図」と「令和8年ツキノワグマ目撃痕跡情報」を確認してください。
各市町の公式サイト、防災メール、LINEなども併用し、外出直前に更新状況を確認することが大切です。
金沢市にもクマは出没しますか?
出没しています。
2026年7月29日時点で、金沢市では目撃8件、痕跡2件の合計10件が報告されています。
宮野町、下涌波町、薬師町、別所町、北陽台、田上町、角間町などでクマの目撃が確認されています。
石川県でクマ出没が多い地域はどこですか?
2026年7月29日時点では、白山市44件、能美市33件、加賀市32件、小松市21件、津幡町15件の順に多くなっています。
ただし、クマは広い範囲を移動するため、件数が少ない地域でも油断はできません。
クマを見つけたらどこへ連絡すればよいですか?
まず建物や車内へ避難し、自分の安全を確保してください。
住宅地や道路への出没など緊急性が高い場合は110番、けが人がいる場合は119番へ連絡します。
クマの目撃や足跡、糞、爪痕などの情報については、所在地を管轄する市町にも提供してください。
参考資料
石川県「遭遇してしまったら」
石川県「令和8年ツキノワグマ目撃痕跡情報(7月29日時点)」
石川県「令和8年のクマ出没記録(目撃情報)」
石川県「令和8年人身被害の発生状況」
石川県「ツキノワグマによる人身被害防止のために」
石川県「引き寄せないために」
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